天使なブログ

ゲームだったり本だったり徒然なるままに書くブログ

むっちゃん主役回

活撃9話の感想でぃす
ネタバレ注意でぃす

























前回とはうってかわってすごく真面目な感じでびっくりでぃす
製作側からすれば、前回も真面目だったんだろーけど、あんな内容だったのでもうそういうギャグにしか見えないでぃす


しかし前の感想で言ってたけど、やはり活撃の世界観では同じものが同時に存在できる世界観なのかな
(でじさんの発言からして刀剣男士はおそらくただの擬人化じゃないから、厳密には違うだろーけど
まったく同じだったら過去に来た時の審神者みたいに消えそうになっちゃうのかな?)


あと陸奥守って、兄に手紙書いて陸奥守送ってもらったと思ったんだけど、それって寺田屋より前だったっけ?
まぁ手紙を書くのが早かったか、土佐を出るときにすでに持ってたのか、で歴史がすでに変わってしまってる、って可能性もあるけど
(ゲームの7面の回想で語られてるけど、おそらくとうらぶはシュタゲでも使われてた収束論の設定で、バタフライエフェクトとかはこの世界ではない設定の可能性?
そもそも刀剣男士の存在自体あやふやな感じだから、そこらへんの諸説が全部混ざった存在の可能性もあるんでぃすけど、今回は龍馬が当時の陸奥守持ってるからそれはなさそーだし)
この作品は歴史改変する勢力があるから、史実と違う展開があるからといって、間違ってるともいいにくい感じだから司馬遼太郎作品よりはまだいいわけつくでぃすよね


あと鶴丸かっこいいのに目を取られがちでぃすけど、他の子の動きもいいでぃすよね


不穏な台詞を言う堀川
花丸の安定といい、新撰組はどーなってるんでぃすかね
兼さんと加州のストレスがマッハでぃすね


次回予告でやっと鶴丸のことに触れられたでぃすね
今までのアニメの情報だけだと、船の上を飛び回ってこんのすけにどつかれてトマト畑に佇む白い人だから、このまま何のフォローもないのかと心配してたでぃすよ






ここから先は蛇足でぃす






あとダンダラ羽織を着て戦うのって目撃されたらやばくね?って意見をネットで見かけたけど、
新撰組って、実はあの羽織は最初の一年くらいしか着てなくて、その後は黒の隊服らしいでぃす
一番最後に羽織を着たのは池田屋事件らしいでぃす
(しかもその時でも全員が羽織を着ているわけじゃなかったらしいので、花丸でああいう展開になっても歴史修正じゃないあたり、一応花丸も歴史公証してたんだなって思ったり)


しかもその羽織、土方や沖田が嫌ってたらしいから、羽織が現存してないのって、単純に自分たちで処分しちゃったんじゃないかな〜って勝手な想像をしてみる
羽織が現存してないせいで、羽織の色が浅黄色ってのも推測だし
残ってる羽織らしき写真も白黒写真だから色がわかりにくいし


そもそも新撰組の羽織は忠臣蔵の衣装のパクリだし
江戸時代は忠臣蔵の舞台が流行してて、その舞台で使われてた演劇用の羽織が黒に白のだんだら
新撰組の羽織はそれを真似て作ったものらしいでぃす


つまり、ダンダラ羽織を仮に見られたとしても、当時だと忠臣蔵のコスプレだと思われる可能性の方が高そうな感じ
・・・・もしかして土方や沖田が羽織を嫌ってたのはコスプレっぽかったからなのかな
自分の職場の制服が実はコスプレだったって、ひとによってはちょっとした黒歴史になりそーでぃすもんね
コスプレは自分の好みでやるからいいのであって、他人に強要されたら気分よくないよね
あ、でもあのダンダラ羽織に決めたのは芹沢鴨って人らしいから、ダンダラ羽織派の芹沢一派と、黒の隊服派の試衛館派の壮絶な制服争いがあったのかも?


その後の黒の隊服は、結局ほとんど着てなかったっぽいけど
まぁ全身黒ずくめの衣装を昼間もずっと着てたら目立ちすぎて仕事にならないでぃすからね
新選組に尾行されていた大村藩士が、尾行してきた男が全身黒ずくめだったからすぐ新撰組ってわかった、って目撃証言を残してるらしいけど、こんな証言が残っちゃってる時点で、この隊服は欠点だらけもいいとこでぃすよね
近所に住んでるだけの一般人のおじいさんでも、黒ずくめだから新撰組ってすぐわかった、って証言まで残ってるし、新撰組の隠蔽の数値低すぎ
そりゃほとんど着なくもなるでぃすよね


ちなみに坂本龍馬が残した手紙でも壬生浪の文字はあっても、それ以外は新撰組に触れた内容がないらしいから、龍馬は噂程度は聞いてても新撰組と会ったことがない、仮に会ってたとしても気付かなかったんじゃないかなって個人的に思ってる
(っていっても、こんだけ隠蔽の低い新撰組相手に、何度も襲撃から逃れた龍馬が気付かないってのは考えにくいから、会ってない可能性の方が高そうだけど)
なので9話で兼さんの羽織見てもノーリアクションなのはそんなにおかしくないかな


まーでも、史実にこだわりすぎるとお話として盛り上がらないから、多少のフィクションが入るのはしょーがないよねって気はするでぃす


蛇足の蛇足だけど、ダンダラ羽織を嫌ってた土方だけど、五稜郭で、新撰組が隊員を識別するために袖につけたとされる袖章はダンダラ描いてあったから、うまく自分の中で黒歴史を昇華できたんじゃないかな、とちょっといい話風にしてみる
あれ、でもこの袖章、OPとEDに出てくる新撰組の旗に似てるような