天使なブログ

ゲームだったり本だったり徒然なるままに書くブログ

秋のアニメ感想

以下、ネタバレ

































鬼灯の冷徹


物語の都合とはいえ鬼灯様いろんな神話とか逸話に関わりすぎでぃすね
毎週一回必ず事件に遭うコナンくん状態でぃすね
初期の頃はポケベル持ってたのに、今じゃ普通にスマホ使ってるし、ある意味鬼灯様と同じ時を超えた存在と言えなくもないでぃすね


あと狐にチョコは中毒症状を起こして最悪死亡するので、良い子は絶対食べさせちゃ駄目でぃす
この中毒には解毒剤は存在しないので、中毒になったら動物病院に行かないとほとんど助からない(自力で治療行為も不可能ではないけど、素人が治療行為をやるのは危険であまり現実的とは言えない)
個体差があるから必ず中毒が起こるわけじゃないでぃすけど、それは致死量に達していなかっただけってことでぃすからね


あと地蔵様の言い伝えって土地によって違ったりするけど、地蔵様に限らないけど、地方に仏教が伝わるときにすでにあった別の宗教と混ざって本家本元の宗教と別物になるのは宗教あるあるなので、たぶんそれが原因かなって(もしくは正しく伝わらなくて独自の解釈が混ざってしまった)
でも、混ぜることで新しい宗教を受け入れてもらうのは、宗教の常套手段でぃすよね
日本でよくキリスト教のGODと神道の神が混同して語られるのは、キリスト教を広めにきた外国人がわざと混ぜてキリスト教を広めたからで、それと手段は似たような感じ(厳密に言えば神と同一視というより仏と同一視だけど)
日本の神を向こうの概念で無理やり解釈すると精霊のたぐいでぃすね
ま〜一番近いのは日本の神のモデルになったという説のあるギリシャ神話の神だろうけど
イザナミの黄泉の国の話はオルフェウスがモデルになってるらしいし
イザナギの神産みも、オルフェウスの最後が体をバラバラにされるってところからの解釈とも取れるし
古事記まではギリシャ神話の影響強めなんだけど、日本書紀では新たに入った陰陽思想の影響ばしばし受けまくってる内容に書き換えられてるから、両方読んだ方がより日本に詳しくなれる感じ
日本書紀古事記と結構違う内容になっちゃってるので、日本書紀だけだと正確とは言えないかも?


なんでそんなややこしいことになったのかっていうと、そもそも仏教が悪いというかその信者がアレだったというか、なんというか
日本書紀によると、仏教を日本に推進したい派の蘇我家が、保守的な神道派とめちゃくちゃもめたんでぃす、物理的に
それは一族単位でもめた大問題で長年続いたのでぃす
で、いろいろ報復合戦があって、親戚一家を入鹿に殺されておこの中大兄皇子蘇我入鹿を殺して、子供を殺された蘇我入鹿の親は嘆いて家に火をつけて自殺したんだけど、その火が書庫に燃え移っちゃったの
その火事で昔からあった歴史書とかが灰になっちゃって、それで稗田阿礼の記憶と帝紀及本辭(旧辞)など数多くの文献を元に編纂したのが古事記、その後に焼けて欠けた歴史書や朝廷の書庫以外に存在した歴史書や伝聞を元に日本書紀が作られたっていう
だから古事記日本書紀の内容が違った内容になってしまったっていう


でもまぁ、この漫画だと全部鬼灯様のおかげってことでいいんじゃないかな
コナンくんレベルで事件に遭遇しまくりだし