ちょっととうらぶの一人称が気になったのでてきとーに調べてみた
「俺」って一人称って鎌倉時代にはあったみたいでぃすね
正確には鎌倉時代では二人称だったけど、その後は一人称として使われたっぽい
一番流行してたのは江戸時代で男女関係なく使ってたっぽいけど、明治以降は女性は使わない人が多くなったっぽい
品のない言葉ってことで2010年までは常用漢字じゃなかったみたいでぃすね
「僕」は古事記で速須佐之男命(現代でいうスサノオ)や因幡の兎が使ってたのが日本の文書の中では残ってる中で最古っぽい?
ただし読み方は「あ」とか「やっこ」だったっぽい?
平安時代からは「やつがれ」って読まれてたっぽい
昔はわりと使われてたっぽいけど、江戸時代で人気なくなって、奇兵隊が使い始めて、明治時代からまた流行り始めた一人称らしいでぃすね
「わたし」「わし」は「わたくし」の省略形で、主に西日本中心で使われた一人称らしいでぃすね
「わたくし」は元々は公(おおやけ)に対する個人という意味の言葉で、その後一人称として使われるようになったっぽい
(つまり白山は公よりではなく個人だってことかな?)
「あたし」は「わたし」の砕けた言い方で、関東では男性も使ってたみたいでぃす
「拙僧」は僧侶がへりくだっていう一人称っぽい
ちなみに、へりくだりすぎてもはや自虐に近いのが「愚僧」
「我」は元々は大陸で使われていて、「刃のギザギザにとがった矛の形」を表した漢字だったらしいでぃす
それが一人称に使われるようになって、書物で日本に伝わった感じ?
といっても、発音が強すぎて文書には使われたけど常用としては使いにくくて、実際には大陸でもほとんど使われてなかったらしいけど
日本に渡った後、この発音は日本人でもちょっと使いにくかったらしく、当時の日本で使われてた一人称「わ」をちょっと訛らせて「われ」にして当て字にしたっぽい?
(たぶん倭国って言われたのは、「わ」ばかり言ってる背の低い人、って意味で言ってたんだろーなって)
それでも関西圏で一人称や二人称として使われる程度で、基本は書類での改まった一人称としてしか使われてなかったっぽい
琉球でも一人称として使われてたけど、明治に併合された後はほぼ使われなくなったっぽい
あと「僕」も大陸からみたいでぃすね