天使なブログ

ゲームだったり本だったり徒然なるままに書くブログ

なんか違う?

以下、慶長熊本のネタバレでぃす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボスマスに来たでぃすけど、ガラシャがいた部屋がなんか変わってるっぽい?

最初のは男女の壁画だったけど、今は女性がどこかに行っちゃうみたいな?

 

 なんかガラシャが顔隠してたりで、今回のイベントってギリシャ神話のオルフェウスの妻のエウリュディケの話みたいでぃすよね

 女性が理不尽に死後の世界に連れて行かれて、男性が取り戻しに行くって話はヨーロッパから中東、アジアを通って日本に伝わったって説があるみたいでぃすね

それが日本の黄泉平坂のイザナミの話の元ネタらしいけど

 

夫が妻を迎えに行くところまではだいたい一緒なんだけど、

 ギリシャ神話の方だと夫のミスで妻に会えなくなって嘆いて川に身を投げちゃうけど(ちなみに妻は愛情が原因のミスだったので笑顔で許してる)

日本神話だと黄泉の国の妻がまじきもかったんで逃げたら追いかけてきたから離婚って言ったら妻がキレて暴言吐きまくって夫も売り言葉に買い言葉で泥沼だったでぃすね

 日本神話って男女もめごとになってるの多いよね

 

いちおーフォローしとくと、

古代ギリシャでは人間の魂だけが冥界に行くと考えられてて、冥界でも生前のままの姿でいるわけでぃす

古代日本では穢れ信仰があって、黄泉の国の食べ物を食べると姿が汚れて醜い姿になってるっぽい

 つまり男性は女性を見た目で判断してるってゆー結論になるわけで、ってフォローになってないでぃすね

 

 しかし壁画だけじゃなく部隊の編成まで変わってるしビフォーアフターしすぎでぃすよね

 前回の江戸イベでもそーだったけど、なんとか点を倒しただけでこんなに変わるの?

 倒した後の現地スタッフの後始末パワーすごすぎない?

 

ネットで壁画は熊本城本丸御殿に実際にある「昭君之間」がモデルって書かれてたでぃす

テラ観光名所で草wwwwwwwww

 この壁画の元ネタになってる「漢宮秋」って宋の時代の劇作家の馬致遠って人が作った雑劇らしいけど、たぶんこれもオルフェウスが元ネタになってるかも?

 昭君ってたしかに美女ではあったらしいんでぃすけど、川に身投げするのとか、琵琶が得意とかは、史実だと特にそーゆー記述ないっぽいし

 悲劇の女性とされてる理由も、夫が亡くなったので嫁いだ先の風習で血のつながってない義理の息子と再婚したら、実家の一族から近親相姦って非難されたって話だし

 

(そもそも昭君が嫁いだ呼韓邪単于って、史実だと匈奴が内乱で分裂してた時期に、漢に入朝して称臣した人物で、当時の漢もそれを喜んで美女の昭君を褒美に送ったってだけだし、内部分裂を漢のおかげで統一したけど、その後は漢の属国になってるし)

 

 オルフェウスといえば竪琴の名手だし、たぶんこの雑劇が作られたあたりにはもうギリシャ神話がアジアに輸入されてたんだろーなって

 

 ま~とうらぶは史実より逸話の方が重視されてるみたいだし、後世の創作のが採用されてそ~でぃすよね