今日は百合根の話
ユリ根は、ユリ科の植物の球根の部分でぃすね
ゆり根のほとんどはアクが強すぎて食べれないので、灰汁が少ない種が食用になってるっぽい
それがオニユリ、コオニユリ、ヤマユリ、カノコユリの4種類で、普段よく食用として使われてるのは、コオニユリがほとんどっぽい
ユリ根の栽培はとても時間がかかって、畑に植えつけをするまでに3年、畑に植えつけてからさらに3年かかるっぽい
そして一度植えた畑は、7年空けないと再度植えつけができないっぽい
江戸時代中期くらいに食用になったって記録が残ってるっぽい
1697年(元禄10年)に書かれた「農業全書」に、ユリ根の栽培法や食べ方が紹介されてるっぽい
徳川綱吉の時代でもあるでぃすね
それ以前は薬扱いだったっぽい?
古事記や万葉集には百合の花は出てくるけど、食用にしたって記録はないっぽい
大正時代に本格的に食用として使われるようになったっぽい
京都では8月下旬から秋にかけて、北海道では10月から12月にかけてが旬っぽい?
栄養は、
カリウムが野菜の中でもトップクラスの含有量で、腎臓で塩分の排出を促して血圧の上昇を抑えてくれたり筋肉の働きをよくしたり
食物繊維も多くて腸の働きをよくしたり、加熱してもビタミンCが減りにくいので、肌にもいいっぽい
ただし、ちょっとカロリーあるっぽいので、ダイエット中だと食べ過ぎに注意かも
昔は禅僧がこれを精進料理に使ってカロリーまかなってたってくらいにカロリーあるので
生薬としては、咳止め、滋養強壮、利尿作用、精神を安定させてイライラを解消する鎮静薬の効果があるっぽい
最近の研究では、結核菌を消滅させたり免疫力を上げる働きもあるってわかったっぽい
昔は、産後の母親や病人の体力を回復させるために使われてたっぽい
胎児の発育に不可欠な葉酸が豊富なので妊婦が栄養つけるのにもいいっぽい