金柑(きんかん)は大陸原産の植物で、たくさん種類があって、日本でよく見かけるキンカンはナガミキンカンとニンポウキンカンで、一般的にキンカンと思われてるアレはナガミキンカンっぽい
日本には、ナガミキンカンは鎌倉時代末から室町時代初期に大陸から渡来したっぽい
ニンポウキンカンは、少し遅れて江戸時代の1826年に渡来したっぽい
分類がややこしい感じで、
鎖国中の日本に来た自称オランダ人のスウェーデン人の学者が、1784年に書かれた「日本植物誌」(Flora Japonica)で、ミカン属(Citrus)に属する植物ってことで、「Citrus japonica」って学名をつけてたっぽい
なんで自称かってゆーと、当時の日本は鎖国中だったので、オランダ人しか入国できなかったので、自称オランダ人の欧米人がよくいたっぽい
鎖国とは何なのかって哲学したくなるでぃすね
話もどるけど、
1915年にウォルター・テニスン・スウィングルって人が、「Fortunella」ってゆーミカン属じゃない新しい部類ってことで、「Fortunella japonica」って学名にしたっぽい
最近の解析でやっぱりミカン属だったんじゃないかって説も出てるっぽいけど、まだデータ不足でわかんないっぽい
種からは育ちにくいので、挿し木とかで増えるっぽい
なので野生のキンカンはあまりなくて、生えてるのは人里近くが多いっぽい
もし唐突にキンカンが生えてるとこあったら、そこはかつて人里があった可能性が高いっぽい
きんかんは皮に甘みがあるので皮ごと食べれるっぽい
加工する場合は、果皮のついたまま砂糖を加えて煮る甘露煮、ジャム、蜂蜜漬け
甘く煮てから砂糖につけてドライフルーツにするとかあるっぽい
甘露煮をつかってゼリーやタルトとか、香りが強いのでお酒にもできるっぽい
薬用だけど、果実は咳やのどの痛みに効果があるっぽい
他にも、高血圧や動脈硬化予防、糖尿病予防、便秘解消、冷え性や肩こり、腰痛改善
感染症予防、ストレスやわらげ効果、美肌・美白効果、丈夫な体をつくる効果、疲労回復効果があるっぽい