書くことないでぃすね
今日は彼岸花のこと書いてみる
彼岸花は大陸原産の花で、日本には有史以前に渡来したっぽい?
ただ、日本の彼岸花は染色体が大陸産より3倍ある三倍体なので、種子では増やすことができないっぽくて、人が手を加えないと繁殖が難しい植物っぽい
なので、人気がない場所で彼岸花があった場合、そこはかつて人里があった可能性が高いっぽい
その性質上、日本の彼岸花は、赤い彼岸花しか生まれないけど、たまに変異を起こして別の色の花が生まれることもあるっぽい
花と葉と茎と根に毒があって、その危険を伝承で伝えていくうちにだんだん話に尾ひれがついて、
さらに、彼岸の時期に咲くから彼岸花って単純な理由でついた名前だったけど、そのせいでさらにマイナスイメージがついてしまい、彼岸花は不吉な花って扱いになってたっぽい
子供が触るの禁じられてたのも、子供は手に持ったものをすぐ口に入れちゃうので、それが原因っぽい
触るだけなら特に害はないけど、好奇心旺盛なお子様だとそれを理解するのがちょっと難しいので、怖がらせて近づかせないようにしてたっぽい
じゃあ実際はどう扱われてたのかってゆーと、
稲作してる土地の近くに植えておくと、ネズミやモグラみたいな土を掘る小動物が畑を荒らさず、害虫の心配もなくて、他の植物の生長を抑制するので雑草も生えにくい、見た目に反して農家にやさしい植物っぽい
墓地の近くに植えるのも、本来は動物が墓地を荒らさないようにするための動物除けに植えられてただけっぽい?
まぁ墓も放っておくと植物の被害あるし、他の植物を抑制する効果も墓の維持にいい方向に働いてたんだろーけど
小動物近づいてこないってことは、家の近くに植えておけば家にある穀物を守るのにも役に立つだろーし、植物の被害から家を守れるのも大きいかも
長年陰ながら日本人の生活を守ってきた植物って感じ
異名が日本各地で数百から千以上あるって言われてるけど、それだけ広範囲で彼岸花が使われてたってことでぃすね
まぁお米が年貢だった時代で、稲を守る動物除けにはいい植物だし、広がるのも当然といえば当然なのかな
まぁそのせいで、彼岸花が子供の生活圏に近い存在になってしまい、だから怖がらせるために異名やこわーい作り話がとんでもなく増えたのかも
つまりこわーい異名やお話は子供を守るために親が作った愛情たっぷりの防波堤だったんでぃすね
それに非常時に毒抜きして食料としても使われてたっぽいし
球根の部分は、毒の他にデンプンが豊富に含まれてるっぽくて、イモ類と同じくらいのエネルギー源になるって言われてるっぽい
飢饉のときやWW2でも食べられてたっぽい
ただ、毒抜きには数日かけてものすごく面倒な作業しないといけない上に、どのくらい毒抜きやれば確実に毒が抜けてるのか素人にはわからないっぽいので、素人がやるのはおすすめできないっぽい