天使なブログ

ゲームだったり本だったり徒然なるままに書くブログ

霜降

新景趣きてたでぃすね

収穫物は銀杏、柘榴、藤袴、鰰っぽい

前回の収穫物も根兵糖に早めに変えたほーがいいっぽい

 

霜降(そうこう)は、霜が降りる時期って意味っぽい

毎年10月23日頃に来るらしくて、今年は10月24日っぽい

江戸時代に書かれた「暦便覧」では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」って書かれてるっぽい

霜降から立冬までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」って呼ぶっぽい

 

この時期に降る雨は「八入(やしお)の雨」って言われるっぽい

布を染めるとき、染料に一度だけ浸すのを「一入(ひとしお)」、

何度も浸すことを「八入(やしお)」っていうっぽい

「八」は「多い」、「入」は「染料に浸す」って意味っぽい

一雨降るごとに木々が色濃くなっていくので、まるで布を染めるみたいだな~ってたとえてたっぽい

 

万葉集でも

「紅(くれない)の 八塩に染めておこせたる 衣の裾も通りて濡れぬ」

って歌があるっぽい

奈良時代に作られた濃い紅花染の「紅の八塩(くれないのやしお)」ってのがあって、「紅花の染め汁に何度も浸した布」、って意味の名前っぽい

平安時代では貴族に大人気の色で、あまりに人気過ぎたので、律令制で身分で服の色が決まってるのに、「紅の八塩」をみんな服に使いたがってしまったので、朝廷が禁色にして禁制の対象になったっぽい

のちに舶来物って意味と美しさを強調するために「唐紅(からくれない)」って名前に変わったっぽい

(紅は元々は呉の国からやってきたって意味の「呉藍(くれあい)」が、「くれない」に変化したもので、そこに紅って漢字を当て字したものっぽい

唐は大陸にあった国の名前で、どっちも外国って意味が強い感じ)

 

古今和歌集

「ちはやぶる 神世もきかずたつたがは から紅に水くくるとは」

の「から紅」もこの染物の意味っぽい

紅花は大陸から渡来したものっぽくて、平安時代では黄金と同じくらいの価値の、高価なものだったっぽい

この頃の日本は航海技術があんましなかったので、コショウ一粒が黄金一粒みたいな感じの時代でぃすね

 

 

霜降の旬の食べ物で有名なのは鮭で、「秋鮭」って呼ばれるっぽい

日本の鮭はほぼ100%生まれた川に帰ってくる習性があって、その帰ってきた鮭が秋鮭って言われるっぽい

帰ってくる種類の鮭は「白鮭」って種類で、日本で鮭というと基本は白鮭っぽい

なんで白鮭って名前なのかってゆーと、白鮭は身の色が薄いピンク色で、身の赤い「紅鮭」と区別するためっぽい

紅鮭」は日本ではほとんど獲れなくて、北大西洋に生息してる種類の魚でほとんど輸入物っぽい

スーパーとかで売ってる白鮭の身が赤いのは、オキアミ、カニ、エビとかを食べさせて赤くしてるっぽい

「銀鮭」ってのもあるけど、あれは南米に生息してる魚で、今は日本でも養殖されてるっぽい

 

北海道のお土産でクマの置物が鮭くわえてるけど、秋鮭は川を上ってるので身の油が少ないので、クマの目当ては実は身ではなく卵らしいでぃすね

実際、霜降筋子イクラがおいしい季節でもあるので、あの置物は霜降の時期のクマなんでぃすね

じゃあ秋鮭の身はいまいちなの?って思うかもだけど、脂が少な目なのでカロリー控えめってメリットもあるっぽい

 

白鮭に色をつけてる甲殻類の赤い成分にはアスタキサンチンが含まれてて、ビタミンEの1000倍の抗酸化作用があって、アンチエイジングで美肌効果、シワ・シミの予防効果があるっぽい

 

日本では鮭は縄文時代から食べられてるっぽくて、

平安時代の越後(今の新潟県)では、鮭を加工した食品を税金の代わりに朝廷に収めてたっぽい

 

柿も霜降は出荷の最盛期で、急に冷え込んで体調を崩しやすい時期なので、ビタミンC豊富な柿はいいっぽい

ちなみに霜のかかったように白い粉がついてる干し柿霜降って言われるっぽい?