天使なブログ

ゲームだったり本だったり徒然なるままに書くブログ

鯛の話

鯛は有名すぎて、あんまし書いても面白みなさそーな感じかも

意外性がある感じに書きたいんでぃすけどね~

 

和名でタイって名前のつく魚は200種類以上存在してるっぽいけど、その大半は白身魚だからとか雑な理由でつけられてて、タイ科じゃないの多いっぽい

日本で鯛って思われてるのは、だいたいはマダイでぃすね

 

学名はPagrus majorで、これはシーボルトの「日本動物誌(Fauna japonica)」で初めて書かれたものでぃすね

その影響で、英語の名前で「Japanese red seabream」って名前で呼ばれてるっぽい

これに限らず、日本から持ち帰ったものにはだいたいジャパンみたいな名前付けて、分類してるのが多いっぽい

 

5000年前の縄文時代の遺跡から骨が見つかってるので、たぶん縄文時代から食べられてるのかなって感じ

古事記とか日本書紀とかにも鯛っぽいの登場してて

平安の貴族の時代でも、武士社会になっても、日本人は鯛好きだった感じみたいな?

 

鯛の語源は、927年に書かれた平安時代法令集延喜式」に、「平魚」って書いてあるので、平(たいら)な魚で「タイ」じゃないかって言われてるっぽい

大陸の資料でも鯛って魚が出てくるっぽいけど、マダイと特徴が合わないので、たぶん別の魚なんじゃないかなって言われてるっぽい

大陸での名前が違うものにつけられるのは、日本ではよくあることなのでありえるかも

 

兜煮や兜割って料理は武士に縁起悪いから江戸時代まではやってないってゆーけど

うなぎの切り方とかでも思うけど、たぶんそーゆーの気にしてるの武士の影響力の強い関東が中心じゃないかなって思うので、近畿あたりだと気にされてない可能性もあるかもとか思うかも

それよりは、昔は冷凍運送できない上に、運ぶ方法が馬か人力しかないわけだし、食卓に届く頃には頭とかしっぽとかの先の部分が、なんか当たりとかありそーなので避けられてたって可能性のがまだありそうな気も

食べ物に当たってまともに戦えない武士とかさすがによくないし、しかもその原因の料理の名前に兜ってついてたら余計にそれってどうなのって感じだし

海が遠い京都だと、高い身分の人たちは鯉を食べてたし

儀式に使われてる鯛って堅魚って書いてるけど、鯛の身が固くなるほど時間が経過してそーな気も

(だから近畿では薄味が高級扱いなのかもでぃすね

味を濃くしてごまかしてないって意味で

関東の場合は硬水だから濃くしないと味を感じられない問題のせーだろーけど)

 

鎌倉時代に書かれた「徒然草」で、鎌倉に住んでる老人が、自分たちの若い頃は鰹の頭を下級層でも食べないで捨てる、って言ってたっぽいし、そもそも関東では昔は魚の頭は上流階級が食べるほど上等なものじゃないって思ってたって可能性も

海が近いからこそ、海の魚が上等な扱いするほどの貴重品だと思われてなかった可能性も

江戸は寿司がファーストフード感覚で屋台で売られてた地域でぃすからね

高度経済成長期の海岸工事がされてない時代だと、近海でも魚も貝も大きくて質のいいのが大量に獲れまくってたらしいから、当然価値も今より低いというか安物って感じだっただろーし

武士の権力全盛期の時代だし、安物に兜って名前つけるとはなにごとだーとか言われそう

現代と感覚がまったく違うのかも

そんなときに徳川家が、鯛いいねしたら、徳川家が言うんだから価値があるに違いないって情報が拡散されて、鯛とか一部の魚の価値上がってそう

 

鯛の寿命は30~40年って言われてて、意外と長生きな感じ

野生だと単体で行動してて、群れでの行動はしないっぽい

なので捕まえにくさから貴重になりやすかったのか、基本上流階級の食べるものって感じで、庶民には手の届かない高級魚って感じ

お菓子のたい焼きが庶民の間で流行ったのも、庶民には鯛が高級魚だったのでその代替品って感じ

最初に作られたたい焼きがうどん粉で作られてたので、鯛の白身をイメージしたのが流行のきっかけだったっぽい

(その後、他の形のも作ったらしいんだけど、たい焼き以外の形は売れなかったっぽい)

 

こんな感じで特別扱いされてる鯛だけど、そーゆー文化があるのは世界でも日本だけらしいでぃすね

日本以外の国ではそんないいイメージはなくて、そもそも食用にもあんまし使われてないっぽい

昔日本の領土が広かった時期に日本だった地域は、鯛を食べる習慣が残ってたりするらしいけど

 

なんでそこまで鯛が人気あるのかってのはいろんな説があるっぽいけど、見た目と鯛ってゆーダジャレに使いやすい名前が原因じゃないかなって感じ

日本語のギャグとして汎用性高くて使い勝手よすぎるでぃすもんね

やっぱし最初のネーミングセンスが重要なんでぃすね