天使なブログ

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パンの話

昨日の記事でパンについて触れたけど、長くなりそうだったのでこっちで

 

 

日本にパンが入ってきたのは1543年の戦国時代で、南蛮商人への食事用パンと、船の保存食糧のビスコート、いわゆるビスケットを日本人が作って提供してたっぽい

江戸時代で鎖国になっても、出島の中でだけはパンとビスコート作り続けてたっぽい

幕末では、幕府はフランスと軍事の関係あったので、フランス人向けにホテルが作られて、フランスパンが作られてたっぽい

でも幕府倒されて明治政府になった後は、イギリスとの関係が強まったので、イギリスパンが日本に広まったっぽい

まぁ元々柔らかいお米が好まれてる日本では、硬いフランスパンより柔らかいイギリスパンの方が相性がよかったのもあるかもしれないけど

(たとえばアンパンマンに、アンパンマン、食パンマン、カレーパンマンって出てくるけど、あれって全員イギリスパンでぃすし)

明治以前の日本でパンが不人気だったのも、宣教師の教えが広まらなかったのも、案外パンが堅かったからとかそんな理由だったのかも

 

まぁ、明治政府がパンの製造に力入れ始めたのって、日本軍が外国との戦争中に、飯炊きしてた煙を狙い撃ちされて大きな被害を受けて、世界各国から馬鹿にされまくったせいもあるかもだけど

それでパンの研究をして、採用されたのがいわゆる「乾パン」だったっぽい

 

最初に乾パンの原型ができたのは1877年(明治10年)の西南戦争で、

西南戦争で使われたものを小型化したのが乾パンになって、日露戦争で採用されたっぽい

(日本で最初に軍用パン作られたのは1842年(天保13年)らしいけど、そっちは作られはしたけど、実際には使われなかったし

外国文化の受け入れに柔軟だった水戸や薩摩や長州でも似たようなの作ってたっぽいし

実戦で使われたのは西南戦争が最初って思うし、実践で使われなかったものの評価は難しいかなって個人的な感想かも)

 

ちなみに現代の非常用乾パンは「ベントナイト」ってのが入ってるぽくて

ベントナイトは、加藤清正が熊本城の築城するとき、篭城を想定して芋茎と一緒に非常食用の土壁の材料にしたらしいけど、何てゆーか皮肉な感じ