天使なブログ

ゲームだったり本だったり徒然なるままに書くブログ

お米の話

なんか、近頃の若者が米離れ起こしてるらしいっぽい

 

個人的に思うに、東京一極化も影響してるのかなって

実家に住んでれば、家族分の自炊みんなまとめてやるからそこまで手間でもないけど

個別に住むようになったら、自炊するのが手間になるので、どーしても外食寄りになる気はするかも

(江戸時代でも、参勤交代で江戸に来てた若い武士とかは、店でお惣菜買ったり、外食もしてたっぽいし)


家で作るにしても、米食だけにこだわる必要ないので、短時間で調理できる麺類とか、持ち運びに優れているパン食に偏りがちになるのかなって

西洋は大航海時代があったくらいだし、携帯しやすく、どこでも食べれる料理を長年追及してたから、その点強い感じ

日本は島国なので、携帯食の経験が弱いのかなって感じるんでぃすよね

 

大陸とかでは、鍋1つ携帯して、それで全部作れるとかあるっぽいけど

日本料理は使う道具と材料が多すぎてそれができないみたいな、複雑化しすぎて簡略できないみたいな

これは長所でもあり短所でもあるかも

 

世界の料理ランキングみたいなのネットで見かけたけど

上位の日本料理を見ても、簡略化できそうな料理が少ない感じするんでぃすよね

カレーはスパイスや野菜やライスを用意しないといけないし、ラーメンも寿司も材料集めや作るまでの手間がかかる感じで、独身の若者が気軽に家で調理できるレベルの料理はなさげ

 

ネットでおにぎらずが好評っぽい感じなのどっかで見たけど

米を普及させるなら、独身の若者でも気軽に家で作れる新たな日本料理が必要じゃないのかなって思うかも

近頃の若者ガーっていくら言われたって、面倒な料理は作りたくないだろーし

 

 

ま~そもそも白米って、平安時代までは貴族しか食べれない贅沢品だったでぃすけどね

手作業だと精米するのにとても手間がかかるので、庶民は食べれなかったっぽい

江戸時代に江戸を中心にゴールドラッシュならぬ田んぼラッシュが起こって、さらに脱穀できる水車の発明も重なって、江戸や大坂などの都会では白米を食べれるようになってたけど

地方でも当たり前のように白米を食べ始めたのって、実は今から60年くらい前で、わりと最近なんでぃすよね

それまでは麦や雑穀、芋が主流だったっぽい

 

江戸時代までは農家の経験と勘に頼る部分がまだまだ大きくて、あんまし安定してなかったらしいけど

明治時代に西洋の農業技術を取り入れて、

米同士をかけあわあせて新しい品種を作るようになったり、海外から除草剤の知識が入ったり、除草のための道具が発明されて(それまでの除草は手作業)、ちょっとずつ生産が増えていってたっぽい

第一次の世界大戦の影響で、人件費上がったり男手が足りなくなったので、これまで手作業だった農業が機械化を考えられるよーになったっぽい

今みたいに田植えを機械で出来るようになったのは1964年(昭和40年)くらいで、それまでは田植えは手作業だったっぽい

さらにアメリカで発明された除草剤も使われるようになって、生産が安定するようになったっぽい

なので、本当の意味で米が日本の国民食になったのは昭和40年からで、まだ58年しか経ってないっぽい

ちなみに西洋では庶民がパンを食べれるようになったのは14世紀~16世紀って言われてるでぃす

米はまだまだ発展途中って感じなのかな

 

近頃の若者が麺類とかの調理が簡単なの食べるのって、戦前の雑穀食べてた時代からするとそんなにおかしくない感じもするかも