サヨリって、漢字の数と読み方の種類多すぎワロタ
一般的には「細魚」が使われてるっぽいけど、細魚自体にも、読み方が複数あって
「さざれうお」「うるるこ」「うるりこ」「うるり」とかあるっぽい
「うるるこ」は「うるりこ」の変化したもので、「うるり」は「うるりこ」の省略って感じ?
「さざれうお」は細くてこまかい魚って意味っぽい
「うるりこ」は、平安時代の935年(承平四年)に書かれた「和名類聚抄」では、「醤蝦(あみ)」の古い名前って書かれてるっぽい
醤蝦はエビに似ている海の小さい生き物みたいな感じ
かき揚げやお好み焼きに使われてるあの赤くて細かいアレって言ったらわかりやすいのかも
たぶん、昔は細くて小さい海の生き物は全部まとめて細魚って漢字がつけられてたのかも?
サンマも元々は「狭真魚(さまな)」って呼ばれてたらしいけど
昔の和歌山ではサヨリのことをサンマって呼んでたらしいのでさらにややこしいでぃすね
見た目は思ったよりサンマだった
内臓を包んでる腹膜が黒いので、見た目より腹黒い人のことをたとえるときに「サヨリのように腹黒い」って言われてたっぽい?
なんで黒いのかってゆーと、サヨリの主食のプランクトンが、黒くないと内臓の中で光合成やっちゃって、その酸素で内臓が浮き輪状態になって、体が水面まで浮き上がってしまうから、って言われてるっぽい
戸愚呂兄を食べたグルメみたいにならないための防衛策って感じでぃすね
英名は「Japanese halfbeak」で、halfは半分、beakはくちばしって意味で、「半分のくちばし」って意味っぽい
ま~あの細長いアレ、すごい長くて鋭利な下顎らしいけど
実質学園ハンサムみたいなものでぃすね
江戸時代では高級食材で、特に大きいのは閂(かんぬき)って呼ばれて超高級魚として贈答用に使われてたっぽい
閂は、時代劇とかでよく見る、大きな門を閉めるときに使う横木のことでぃすね
この大きさになると、ほとんどサンマと見分けつかないっぽい
サヨリには針魚って別名もあるけど、こんな太い針があるかって感じでぃすね
料理は、お寿司や刺身や天ぷら、煮つけ、塩焼き、から揚げ、吸い物、干物がいいっぽい
繊細な香りなのでソテーとかの濃い味付けは向いてないっぽい