今日はスイカの話
スイカは、南アフリカ原産の植物で、アフリカの砂漠地帯で2500万年以上前に生まれた植物で、その頃は甘かったり苦かったりで味が安定してなかったっぽい
栽培が始まったのは、4000年前のエジプトって言われてるっぽい
3000年前にギリシャ、紀元前にはローマに伝わったっぽい
日本に渡来したのは、平安時代くらいって言われてるっぽい
鳥羽僧正が描いたって言われてる「鳥獣戯画」で、ウサギが持っている果物の中にスイカがあるっぽい
アジアにスイカが伝わったのが11世紀って言われてるっぽいので、ほぼ同時期に日本にも渡来したっぽい
スイカが日本に伝わった時期は他にも諸説あるけど、食べ物として栽培され始めたのは江戸時代中期かそれ以降っぽい
たぶんそれまでは観賞用だったんじゃないかと思われ
1696年の「農業全書」には、「たねに色々あり じゃがたらと云うあり 肉赤く味勝れたり」って書かれてるっぽい
江戸時代に品種が増えて、
1702年(元禄15年)に書かれた、摂津国の名所案内本の「摂津名所図会」では、津の国に古くから名産の「鳴尾西瓜」が味豊かな一品って紹介されてるっぽい
1829年(文政12年)に書かれたけど出版されたのは明治時代の「津木六部耕種法」では
、「反当利益が、稲一両二分に対して西瓜十両」って書かれてて、
江戸時代には市場でスイカが売り出されてたっぽい
浮世絵でもスイカは登場してて、葛飾北斎は宮中の七夕行事の「乞巧奠」をモデルにした「西瓜図」って浮世絵を書いてるっぽい
明治時代になって、外国からいろんな品種が入ってきて、それらと組み合わせて出来たのが今の日本のスイカっぽい
あとスイカって秋の季語らしいでぃすね
スイカの栄養だけど、90%以上が水分で、栄養は少なめっぽい
その中で、β-カロテン、リコピン、ビタミンCがあって
スイカのβ-カロテン量は果物類ではトップクラスで、果物平均値より5倍くらい高いっぽい
この3つの栄養素の共通点は抗酸化作用で、老化や病気の原因となる活性酸素を抑え、がんや動脈硬化の予防にいいっぽい
β-カロテンは目や皮膚の粘膜を保護するっぽい
目によかったり、美白や美肌作り、シミやしわの予防、アンチエイジング効果が期待できるっぽい
皮の白い部分にはシトルリンって栄養があって、腎臓の働きを助けてくれたり、血圧を下げてくれたり、血行をよくして夏場の冷え性対策にいいっぽい
ミネラル、アミノ酸、ビタミンB1、B2、果糖やブドウ糖も入ってるので、夏バテや疲労回復にいいっぽい
果糖は冷やされると甘みが増すって効果があるっぽいので、冷やして食べると甘く感じるっぽい
ただ、食べ過ぎると水分が多いので体が冷えすぎたり、胃が消化不良を起こしたりするっぽい
それと地味にカロリー高いので、ダイエットにはあまりおすすめできないかも