慶応甲府4周目は蜂須賀だったでぃす
藤袴って、秋の季語らしいでぃすね
奈良時代に書かれた万葉集では、藤袴が登場する歌が2つあるっぽい
「秋の野に
咲きたる花を
指折り(およびをり)
かき数ふれば
七草(ななくさ)の花」
「萩(あき)の花
尾花(おはな) 葛花(くずはな)
なでしこの花
女郎花(おみなえし)
また藤袴(ふじはかま)
朝顔(あさがお)の花」
前者の歌はよくある五七五七七だけど
後者の歌は、旋頭歌(せどうか)ってゆー、奈良時代の和歌の形式の1つで、五七七を2回繰り返して6句にするっぽい
頭句(最初の句)を再び旋(めぐ)らせるので旋頭歌って言われるっぽい
万葉集以外ではあんまし使われてない形式っぽいので、万葉集を書いた柿本人麻呂が作った形式じゃないかって言われてるっぽい
五七七の片歌を2人で唱和、あるいは問答して生まれた形式じゃないかって言われてるっぽい
芥川龍之介が影響受けて旋頭歌を作ったりもしてるっぽい
前者は秋の野に咲いてる花を指折り数えた、ってゆー、ま~そのまんまの意味でぃすね
後者は秋の七草の名前でぃすね
奈良時代は歌を披露するときに、踊りやジェスチャーをつけてたっぽいので、たぶん実際に指折り数えるジェスチャーしてたと思われ
ジェスチャーか踊り込みで歌うの必須って、思ったよりハードでぃすね奈良時代
万葉集で歌ってる人たちも、全員踊ったりジェスチャーしながら歌ってたんだろーな~
奈良時代のアイドルかミュージカルみたいなものかな?
旋頭歌はたぶん二人で踊って歌ってるんだろーけど
どんな踊りやジェスチャーしてたのか想像してみるのも面白そう
ま~秋の七草が奈良時代にはすでにあったってのは間違いないっぽい?
学名は「Eupatorium japonicum」っぽい
「Eupatorium(ユーパトリウム)」は、ポントス王国の王のミトリダテス・ユーパトールって人の名前が語源っぽい
大陸から渡来した説あるけど、在来種って説もあるっぽい
日本書紀では「蘭」って呼ばれてたっぽい?
今、蘭って呼ばれてる植物が輸入されるまでは、これが蘭って呼ばれたっぽい
日本では観賞用の植物だけど、民間療法の薬草としても使われたっぽくて、薬として加工された場合は「蘭草」って名前だったっぽい
花は匂いしないっぽいけど、乾燥した葉はいい匂いがするっぽいので、昔の日本では薬だけじゃなく、アロマとか入浴剤とかに使われたっぽいけど
ただ、体によくない有害物質が含まれてるので、プロじゃない人が扱うのはおすすめできないっぽい