天使なブログ

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成人の日

今日は成人の日でぃすね

せっかくなので、成人の日の豆知識を書いてみる

 

今は一月の第二月曜日だけど、1999年(平成11年)までは1月15日だったっぽい

奈良時代の公家や武家の12~16歳の男子が、氏神の前で大人の服着て、子供の髪型から大人の髪型に変えて、冠あるいは烏帽子をかぶって成人になる元服の儀ってゆーのが、1月15日だったからっぽい

 

太陰暦、いわゆる旧暦だったころは新月を毎月の1日にしてたっぽい

そこから15日だと、ちょうど満月になるっぽい

昔の日本では、満月には特別な力があるって信じられてたので、大陸から太陰暦を輸入する前は、年明け最初の満月の日を元日にしてたっぽい

太陰暦が輸入された後にそれが変化して、元服する日になったっぽい

近畿では15日までが正月って言われてるけど、正確には15日が正月だった、って感じ

太陰暦が導入される前にあった風習の名残ってことでぃすね

 

昔は関東でも15日で、鏡開きは20日だったんだけど

江戸時代の1651年(慶安4年)に徳川家光が亡くなって、毎月20日は家光の月命日になって

月命日の鏡開きは避けようってことで、幕府のお膝元の江戸と関東周辺では鏡開きは1月11日になったっぽい

そこで問題になったのが、1月11日は松の内なことっぽい

1月1日~20日は松の内って呼ばれてて、年神様やご先祖様が家に帰って来てると信じられてて、その期間中の鏡餅には年神様が宿ってるって言われてたっぽい

 

年神様ってゆーのは、毎年お正月にやってくる豊作、長寿、無病息災、家内安全、商売繁盛の神で、

古事記では須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売(かむおおいちひめ)の子供って書かれてるっぽい(なぜか日本書紀には登場してないっぽい)

年神様が宿った鏡餅には特別な力があるって信じられてて、食べて無病息災を願ってたっぽい

 

なので20日より早く鏡開きしたら、年神様に早く家から出ていくよーに言ってるみたいでダメじゃね?ってツッコミがあって

1662年(寛文2年)に幕府が松の内を1月15日までだったのを1月7日までに変更するって決めたっぽい

(1657年(明暦3年)にあった明暦の大火の影響で期間を短くしたって説もあるっぽい)

でも近畿は朝廷のお膝元で幕府の影響力が低かったせいか、そのまま15日だったっぽい

 

明治5年(1872年)に太陽暦、いわゆる新暦が採用されて、1月1日を大正月、1月15日を小正月って呼ぶよーになったっぽい

明治以降は男子は成人になったら兵役義務があったので、成人になったらその検査をするよーになったっぽい

その日が戦後の1948年(昭和23年)に成人の日に変わったっぽい