今日はアケビの話
アケビは東アジア原産のアケビ科アケビ属の植物で日本にも自生してるっぽい
北海道を除く日本全国の山間部に、小葉が5枚の「アケビ」、3枚の「ミツバアケビ」、両者の雑種っていわれてる「ゴヨウアケビ」の3種類が自生してて秋になると実ができるっぽい
ちなみに「アケビ」は果実の名前で、木全体を呼ぶ場合は「アケビカヅラ」が正しいっぽい
一部の地域ではあけびを栽培してて、特に山形県ではあけび栽培が盛んっぽい
果実が熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子が見えるので「開け実」って呼ばれて、それがなまってアケビって名前になったっぽい
「木通」って書かれることもあるけど、そっちは大陸での呼び名を当てたものっぽい
つるに空洞があって空気が通るのでそう呼ばれてるっぽい
しかも大陸では、ウマノスズクサ属の関木通という植物も、まとめて「木通」って呼ばれてるのでまぎらわしい感じ
学名はAkebia quinataで、
「Akebia」は日本語のあけびが由来で
「quinata」はラテン語で5つに分かれた、って意味っぽいので、たぶん葉っぱのことかな?
英語では、「chocolate vine」か「five-leaf Akebia」って呼ばれてるっぽい
「five-leaf Akebia」はそのままずばり「5つの葉のあけび」だけど、
「chocolate vine」は直訳すると「チョコレートのつる」って意味っぽいけど
たしかにカカオ豆にちょっと形が似てるかもだけど
あけびの旬は秋って言われてて、5月に花が咲いて、実が熟すのは9月〜10月っぽい
実の部分はそのまま生でも食べれるけど、種は苦みが強いらしいので避けた方がいいっぽい
便通によく、カルシウムが多いので骨によくて、カリウム多くて高血圧の予防
亜鉛も多く含んで子供の発育促進によくて
ビタミンCも多くて、アケビを食べるとかぜをひかないって言われてるっぽい
アケビの実がなるのは、きのこが採取できる時期と同じ時期って言われてるので、きのこ狩りを始める時期を決めるのはアケビが指標になってるっぽい
果皮は苦いのでそのまま食べずに、加熱して食べるといいっぽい
刻んで味噌炒めにしたり、果皮の中に味付けしたひき肉やきのこ、ハンバーグの生地を詰めて紐でしばって、蒸し焼きや油で揚げるとかがいいっぽい
果皮と果肉に、ビタミンB6があるのでアレルギーの人にいいっぽい
芽の部分は、山菜料理として、お浸しや和え物に使われるっぽくて、少し苦みがあるのでお酒のつまみに向いてるっぽい
お酒につけて果実酒にしたり、未熟な青い実は梅漬けや甘露煮とかにしてるっぽい
一部の地方では葉を乾燥させてお茶にしてたっぽい
昔の岩手県や秋田県ではアケビの種子を搾って、食用油にしてたっぽい
アケビは油分が豊富で、かつては「食用油の王様」って呼ばれてたっぽい
でも昭和初期に安価な食用油が広まって、一度は衰退したっぽいけど、2017年くらいに復活したっぽい
茎の部分は、ヘデラゲン、オレアノール酸からなるサボニンのアケボサイド、カリウム塩が含まれてるっぽくて、便通、鎮痛、排膿、消炎に効くっぽい
アケビのツタは籐製品に使用されてるっぽい
使えるのは、木に絡みついてるツタじゃなく、地面を這っているツタで、職人さんは地面を這ってるツタを山の中で探して採取して製品を作るっぽい
全部の部分があますことなく使えちゃう便利な植物っぽい