ノーザンプトンの限定秋衣装のナニコレ感
お祭りとかでよくあるあのくじなのはわかるけど、どーしてこうなった(≡ω≡.)
あのくじって、日本で最初に行われたのは730年(天平2年)の奈良時代って言われてて、
聖武天皇が正月の酒宴で、「仁」「義」「礼」「智」「信」の一文字を書いた短籍(たんざく)を臣下に抜き取らせて、引き当てたひとに絁(あしぎぬ)、糸、真綿、布、常布を与えるって遊びしてたっぽい
一般庶民に広まったのは1688年~1704年の元禄っぽい(徳川綱吉の時代でもあるでぃすね)
1700年(元禄13年)くらいに京の大道で、新春の景物として行われて、縄の先に品物をくくりつけて、引き当てた人にあげてたっぽい
1748年~1764年(寛延、宝暦の時代)に、江戸にも伝わって、「辻宝引き」って名前で街頭で子供たちをターゲットにした商売をする大道商人たちが増えたっぽい
これが縁日のあのくじの元になったっぽい?
なんで宝引きなのかってゆーと、長唄でもっとも古い曲って言われる中の1つに、「七福神」ってゆーのがあるっぽくて、その歌詞の中に
「子供達とござれ
宝引きしよ宝引きしよと
帆綱引っかけ宝船曳いて来た」
ってのがあるっぽくて
「子供達はござれ(現代の言葉で「おいで」)、宝引きをしよう」っていって恵比寿さまが綱を持ってきて、それは宝船の帆綱だったって内容っぽい
なので、たぶんあの綱は、船の帆綱だったんじゃないかなって
庶民が船の帆綱を真似た遊びだったんじゃないかなって
そーいえば京と江戸ってどっちも港があるでぃすね
だから庶民も見慣れていて馴染みやすかったのかも
千本引きって言葉もあるっぽいけど、出所はよくわかんないでぃすね
個人的な想像で根拠はないけど、始まりが京だし、千本通から取ったのかな?
ノーザンプトンも帆綱で他の船を引っ張ったって逸話があるっぽいし、それに引っ掛けたネタなのかな、帆綱だけに
実はこの「七福神」って曲は、ちょっと変わってて、タイトルは七福神なのに、出てくるのは恵比須だけっぽい
恵比須は七福神の中で唯一の日本の神で、イザナギとイザナミの子供だけど、芦船で海上に流されちゃって、
「七福神」は恵比須のその後の話みたいな感じ
艦これのノーザンプトンはルンガ沖での最後を覚えてるっぽいし、そーゆーのもひっかけてるのかなって
まぁ長唄はハッピーエンドな話が多くて、「七福神」も、その後恵比須は日本に帰ってきて神として祭り上げられて長く暮らしましたってハッピーエンドで終わるけど
長唄になぞらえるってことは、逆に不幸な目にあっても最後はハッピーエンドの可能性が高い感じはするかも
そもそも蛭子が恵比須になったって話は、後世に作られた後付けの話って言われてるし
ここまで書いたけど、運営そこまで深く考えてないって可能性もないではないし