今日は象の日でぃすね
江戸幕府の8代目将軍の徳川吉宗が象に興味あって1729年(享保14年)にベトナムから輸入して、中御門(なかみかど)天皇に象を披露して、その日が象の日になったらしい
京都から江戸まで象が歩いて移動して、たくさんの一般人が象を見て、当時の日本では象ブームが起こったらしい
5月に江戸に到着したんだけど、徳川吉宗は象を数回見たら飽きちゃったらしい
ま~そんなもんでぃすよね
6月から象の引き取り手を探したけど、当然だけど見つからなかったので、将軍家の別邸の「浜御殿(はまごてん)」で飼われることになったっぽい
蛇足だけどこの浜御殿で徳川吉宗は200種類以上の薬草園とか、琉球から取り寄せたサトウキビの栽培と砂糖作ったりとか、鍛冶小屋とか手広くいろんなの作ってたらしい
そこに象が加わったってゆーカオス空間でぃすね
将軍家の別邸じゃなかったらかなり怪しい場所扱いされてそう
ちなみに象はそれ以前にも日本に来てて、初めて来たのは1408年(応永15年)6月22日で、東南アジアから南蛮船で若狭国(現在の福井県)に運ばれて、室町幕府の4代将軍の足利義持に献上されたっぽい
この象は来日した当初はベトナム語しか理解できてなかったので、ベトナム人が象を調教してたっぽい
当時の日本人はベトナム語を理解してなかったので、象に指示を出すときはまず大陸の言葉でベトナム語翻訳する人に指示を出して、翻訳する人がベトナム人調教師に指示を出してたっぽい
でも象は一年後には日本語を理解して、日本語の指示に従うようになってたっぽい
1741年4月に象が暴れて象の調教師を殺しちゃったっぽい
もともと成長した象は食べる量が増えてて持て余していたのもあって、幕府は象を手放して
中野村(現在の東京都中野区)の農民に預けられたっぽい
その農民は象の見物を運営して金儲けをしてたっぽい
象は神聖な動物ってことで、象を見るだけで病気が治るとか言われてたっぽい
でも、幕府が持てあますくらいの食欲のあった象の食糧を一農民がまかなうのは無理があったのか
だんだん象は弱っていって1742年12月になくなったっぽい
皮は幕府が引き取って、頭の骨と象牙はその農民に譲渡されたっぽい
象の死後も象の人気は続いて、象の様子を描写した本や詩、象の糞を乾燥させたものを薬として販売されたりとかで、象グッズが売れてたっぽい